売却を依頼した担当者への不信感
事情があって実家に入ることになり、築10年の家を売ることになりました。知り合いの紹介で某大手不動産会社に専任でお願いしたのですが、担当者がエリアのことに詳しくなさそうな上、説明なども頼りなく、2ヶ月近く経つのに売れず、報告も大したことが書いてないので早まったかと不安になっています。担当者を変えてもらうか、3ヶ月経ったら不動産会社を変えることも考えているのですが、どちらがいいのでしょうか。その場合あとあと面倒になったり、契約更新を粘られたりしないかも心配です。変える時は、次の不動産会社を選ぶポイントやどういう風に相談するのがいいかも教えていただけると助かります。
回答
まず売りに出してる金額が適正な金額であると仮定して話をすると、担当が頼りなくて合わないんじゃないかと思うようなら、やめた方がいいんじゃないのって言うのは大前提としてあるんですけど、たとえば大手さんで担当を変えるとなって違う人が担当になる。それで不動産が成約になったら、その不動産屋に行って契約をすると、その前の担当に合う可能性は十分にあるわけで、そういう気まずさを乗り越えられるメンタルがあるんだったら担当者を変えても。あとは知り合いの紹介で義理があるから どうしてもその会社でやらなきゃいけないっていうのであれば義理立てして目をつぶってやる、というのも一つの方法としてはあるんですけど。でも一般的には、もう不動産屋を変えた方がいいんじゃないかなとは思います。その時に媒介契約は3ヶ月あるので、「3ヶ月経ったら変える」ってなるんだと思うんですけど、媒介契約はお客様の方から「辞めたい」って言えばいつでも変えられるので、それはどのタイミングで変えてもらってもいいです。
粘られるか粘られないかで言ったら、やっぱりみんな営業だからそれは粘ります。絶対に粘ってくるので、それをやっぱり振り切ってもらわないといけないのが1回あるし、あんまりお勧めできるかできないかで言うとできないですけど、最終手段としては3ヶ月経つと更新の書類が来るので、その更新の書類を書かずに別に不動産屋さんにお願いして、「断りづらいから代わりに言ってくれる?」ってお願いして、その不動産屋さんから言ってもらう。でもそこで引き下がる人と、「なんでだ」って人がいるので、なんでだっていう人であればやっぱり連絡は来るので、そこは「すいません」と言わなきゃならないと思うし、一応やっぱり不動産屋からすればご依頼を1回はいただいているので、お客様の方から「申し訳ないんだけど他の不動産屋に変えるわ」という風に言ってもらった方が気持ちの整理がつきやすい。要はフラれるわけですからハッキリ言われた方が、「急に新しい人と付き合うことになりました」って言われるよりは不動産屋としては嬉しいかなと思います。それから不動産屋さんを選ぶポイントなんですけど、今の話を伺ってると地元でちゃんとやってる地域に根ざしている不動産屋さんがいらっしゃるので、そういうところを調べてもらってお声かけして、今度はちゃんと地元のことに詳しくて、ちゃんと売ってくれそうな不動産屋さんを見つけるのがいいんじゃないかなと思います。