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S4ハウジング株式会社NINAREAL ESTATE AGENCIES

大阪S4ハウジング株式会社NINA

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不動産業界に入ったきっかけは?

原子力発電所で使用する燃料を加工する会社でサラリーマンをしていたのですが、40歳の時、「サラリーマンだけという選択肢が本当にいいのか?」と疑問に思ったんです。仕事上の技術的なことや法律的なことは色々勉強してきたけれど、お金に関することは何も知らないと思って、たまたま立ち寄った店で本を買いました。「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(ロバート・キヨサキ)という本で、これを読んで衝撃を受け、経営者や投資家の考え方を身に着けたいと勉強を始めました。

 

そこから不動産投資に興味を持ち、とにかくやってみようと物件を探し始めて、1件「これかな?」というのを見つけて不動産会社に電話しました。ただ心理的な壁というか、自分のお金を出して銀行に借りて投資するわけですから、やっぱり買うべきか買わざるべきか悩んで。不動産会社の担当者にもじっくり相談した上で、収入もそこそこあって融資も出たので、1軒目を買ったわけです。そこから堰が切れたようにどんどん買っていったのですが、2~3年経って50戸ほどになった頃、東日本大震災が起きました。勤めていたのは燃料系の会社でしたから一時期、すごく忙しかったのですが、しばらくしたら仕事がなくなり、そのうち会社で早期退職の応募が始まったので、50歳の時に手を挙げて退職しました。

 

退職後、不動産投資をきっかけに不動産業に興味を持ったこともあり、自宅を事務所として不動産会社をスタートさせました。でも仕事がないので何かアクションを起こさなければと、便利屋のFCに加盟したんです。便利屋の仕事は現場のお客様の声を聞いてなんとかしていく、その積み重ねなんですが、そのうち「不動産業もやっているんですか?」と相談いただくようになると、仲介営業についてもっと知る必要を感じて、大手不動産会社のFCに加盟。色々と勉強にはなりましたが、うまくいかないこともあって継続はしませんでした。その後、新しくホームページを立ち上げたり、仕入れをやったりして、しばらくは便利屋と並行しながらやっていました。便利屋業は「お客様の困りごとを助ける」という事業ですが、「不動産のお悩みを解決する」不動産業も同じなので、どちらの仕事でもお客様の力になれることは嬉しかったですね。現在は不動産業1本になりましたが、起業した時の「世の中に何か貢献したい」という気持ちは今も変わらずにあります。

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S4ハウジング株式会社NINAはどういう会社ですか?心がけていることは?

不動産に対して今、色々な問題点があります。空き地・空き家の問題もそのひとつで、法律が変わって税金の話が強化されるといったこともありますし、それ以上にほったらかしの状態というのは、住民にとっても行政にとってもよくないことなので、これをなんとかしないといけない…私は不動産会社として、地域に貢献できるよう再生していくことも含め、そうした問題を解決していきたいと思っています。

 

空き家や空き地に関しては、「相続したが何とかならないか」「持っていても仕方がない」といったご相談も多いのですが、弊社では問題点をクリアすることを絡めながら、売却だけでなく賃貸も含めた色々な活用をご提案しています。たとえば、シェアハウス。鎌倉市の方で「シングルマザー専用のシェアハウス」を事業として行って、行政からも注目を集めているモデルケースがあるのですが、そうしたものを見ながらオーナー様にご相談して、投資物件として再生させていくということもあります。もちろんリノベーションなどは必要になりますが、オーナー様が社会的意義や金銭面での優位性を感じてご希望される場合のバックアップも行っています。

 

また弊社は買取再販事業も行っていますので、「すぐ現金化したい」「早く問題をクリアにしたい」というお客様の場合は、市価よりは若干安くなりますが下取り価格を提案して、弊社で買い取らせていただくこともありますし、農地売却でお困りの方には地主さんや地元の事業者の方と協力して有効活用を考え、農地転用して売却するお手伝いもしています。

 

売却のご相談はお悩みを伴うことも多いですが、皆さんそれぞれ不動産に対する思いをお持ちです。たとえば「昔、家族とここでバーベキューをしたのよ」というお客様の思いを受け止めた上で、問題解決に向けて最適なご提案ができるよう常に心がけています。私は不動産業を手がけてから、家庭が大事だという事を再認識しました。人生と生活の基本となる家庭を、私たち不動産会社は応援していくことが大前提だと思っているので、お客様のお困りごとにきちんと応えていきたいですね。

 

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不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?

やはりお客様に喜んでいただけるのが嬉しいです。そこからまた別のお客様をご紹介いただくなど、人とのつながりが出来ていくのも非常にありがたいですね。

 

印象に残っているのは、70代前半のご婦人からの売却相談です。ご主人を10年以上前に亡くし、3人の息子さんたちは独立して家庭を築き、それぞれ家も持っています。ご本人はまだ元気にお仕事されているのですが、住宅ローンの残債があり、年齢的にいつまで働けるか分からないということで将来に不安を抱えていらしたことから「築20年ちょっとだけど、今のうちに売ったほうがいい?」という相談をいただいたわけです。

 

そこで査定をして、「今ならこれくらいの金額で売れる可能性が高いです。少し下げたら3ヶ月以内で決まると思います」とお伝えし、ご依頼をいただいて販売したところ、1ヶ月経たないうちに買付が入り、ほぼご希望の金額で売却が実現。さらに次のお住まいとして、息子さんの家の近くで賃貸を探したいとのご希望だったので、そちらもお任せいただいたんです。お客様がすごく喜んでくださって、インタビュー動画にも快くご出演いただきました。買う方の仲介は他社さんだったのですが、両手仲介にこだわらずお客様の目線で見て、時間的な価値やお金の重要性を優先して対応した結果、喜んでいただけたことがとてもうれしかったですね。

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売却を検討されているお客様へのメッセージ

売却を検討している不動産に、お客様がどのような思いをお持ちなのか、そこを大事にしたいと思っています。お金に換えられないその思いを未来につなげていくために、どのように価値を作っていくか、という仕事を私たちはしていますから、単に売るとか買うではなく、「お客様がどのようにしたいのか」というところも思いと合わせて大事にしていきたいです。

 

不動産のことでお悩みの方には、「売れないかもしれない」とあきらめている方や、なかなか相談できず一人で抱え込んでしまう方もいます。「相談する」というのはハードルが高いかもしれませんが、そこを越えれば解決に向けた方法があるので、お悩みごとがあれば、あきらめずにまずご相談いただきたいですね。弊社では弁護士や士業の先生など専門家と連携しながら、お客様の困りごとを解決する仕組みがありますし、その中で不動産に関するお困りごとについては、私たちが問題解決の寺子屋的な存在として、最後まできちんと責任を持って対応させていただくことをお約束します。

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趣味・休日の過ごし方

大学から始めた空手を続けていて、週に2回ほど稽古に行っています。最近は居合も習い始めました。空手とは違う武道に興味があり、実際にやってみてハマりそうです。家ではビジネス系を中心にYouTubeを見ています。

尊敬する人

「いまだ夢の途中」という言葉がありますが、今の自分に満足せず、常にチャレンジしたり、限界まで頑張ったりする人を尊敬します。チャレンジし続ける人に憧れますし、私もそうなりたいと思ってます。

座右の銘

「八紘為宇(はっこういう)」です。一言でいうと「家族仲良くしましょうね」ということです。そろそろ誕生日を迎える私の妻にもちゃんと花を送りましょうとか、そういうことを大事にしたいと思います。当社の理念にもさせていただいています。

会社概要OUTLINE

商号 S4ハウジング株式会社 NINA
免許番号 大阪府知事免許(2)第57709号
会員 一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会
(公社)近畿地区不動産公正取引協議会
(公社)全国宅地建物取引業保証協会
事業代表者名 新名 茂
所在地 〒590-0504
大阪府泉南市信達市場1897
設立 平成26年3月1日
ホームページURL https://www.s4housing.co.jp/
TEL 072-493-2175
FAX 072-493-2174
営業時間 9:00 ~18:00
定休日 火曜日(不定休)・水曜日

スタッフ紹介STAFF

  • スタッフ 代表取締役社長

    新名 茂