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株式会社eせいゆう住宅REAL ESTATE AGENCIES

滋賀株式会社eせいゆう住宅

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不動産業界に入ったきっかけは?

京都芸術短期大学のインテリアデザイン科を卒業後、建売住宅の下請けをしている建築会社に就職しました。そこでは設計通りの家が建つよう現場監督として、職人さんや工程の取りまとめなどをしていたのですが、建築会社でも土地のことを知らないと仕事がうまくいかない事に気づき、どちらも知るべきと考えて不動産会社に転職しました。父がハウスメーカーに勤めていたことも影響があったかもしれません。そこで働きながら宅建士の資格を取得。分譲地の営業をしていたのですが、営業経験も不動産の知識もなかったので初めのうちは戸惑う事ばかりで…その頃を知る同業者から未だに「あの時はほんまに何も知らんかったな〜」と笑い話で言われるほどでした。ただ知識が無いなりに、お客様の話をしっかり聞くこと、一生懸命やってあげようという気持ちは強くありましたね。

 

独立を目指してやっていたわけではなかったのですが、2年ほど勤めた頃、社長から「会社をたたもうと思っている」と言われたことをきっかけに、事業を引き継ぐ形で独立することにしました。出だしはスムーズとはいえませんでしたが借金も引き継いでいましたから、自分でホームページを作って更新したり、ハウスメーカーさんに土地を探しているお客様を紹介してもらったりしながら、知識も経験もすべては後からついてくる、という思いでがむしゃらにやっていましたね。それでも辞めたいと思ったことは一度もなく、すごく楽しかったです。当時に比べて少し余裕が出来た今も、不動産の仕事を楽しいと思う気持ちは変わらずにあります。

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eせいゆう住宅はどういう会社ですか?心がけていることは?

お客様に寄り添って出来る限りのお手伝いをする、ということを心がけています。私が女性だからかもしれませんが、離婚による売却相談のご紹介をいただくことが多く、家を売る話だけでなく人生相談のようになることもよくあります。「離婚届は売り終わって全て解決して、公正証書を締結してから最後に出すのよ」といったアドバイスをすることもあれば、「こうやってやり直した人もいる」など、私がこれまで相談に乗ってきた事例をお話することも。実際、それで離婚を思いとどまった人もいました。離婚するのは若い人で、家を建ててから数年で売却ということが多いので、生活費をどう工面するのか、お子さんがいるなら養育費をもらう術を作らないといけない、といった助言をすることもあります。他人事と思えないんですよね。その上で実際に売却することになれば一般的な広告活動だけでなく、少しでも早く売れるよう知り合いの不動産会社に声をかけたりもします。とはいえ、安すぎるとよくないので、そこはお客様に寄り添った話の中で相談しながら価格を決めてもらうようにしています。中には住宅ローン残債の事情がある人もいますが、その場合でも出来る限りのアドバイスをさせていただいています。

 

最近は相続の相談も増えていて、先日も農地のお取引を手がけました。地主さんは70~80代のお年寄りが多く、お子さんたちへの相続や税金対策の相談に乗ったりすることも。時には親子、兄弟でもめてしまい大変な時もあるのですが、地主さんの意思が一番なので、地主さんを応援する立場でお子さんたちにうまく説明することもあります。弁護士さんが入るべきなのか、不動産会社が入る話なのか迷う時もあるのですが、お話を伺った上で、私が出来ないことであれば専門家を紹介し、関われるところは出来る限りお手伝いして、問題が解決するまでやり取りさせていただくように努めています。士業の先生と違って私は相談料がかからないので、頼っていただきたいですね。

 

私は29歳の時に青年会議所に入って、これまでずっと地域の子供たちを巻き込んで色々な活動をしてきました。借金を返し終わってコンスタントに仕事が回るようになった頃、「何のために仕事をしているんだろう」と考えたことがきっかけだったのですが、活動していく中で、「人を大事にすることで仕事がまたうまく回っていく」ということが分かるようになりました。お金にならない仕事に対してもそうですが、自分のためにならないことは1つもないと思うので、これからも目先のことにとらわれず、お客様に喜んでもらえる仕事がしたいですね。守山で生まれ育ったので 色々な形で地域に恩返しをしたいと思っています。

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不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?

守山市は人口増加率が高く、若い人が増えているので活気がある土地柄です。地域が狭いからこそ、小学校や保育園に行くとお客様とばったりお会いすることもしばしば。幸せそうな姿を見ていると「守山の地を選んでもらってよかった」と実感します。子ども会の活動や学校行事などのお付き合いから親しくなることも多いので、当社を選んでいただいたお客様は、お客様でありながら友達が増えたような感覚がありますね。年下のお客様から相談を受け、頼りにされるのもとても嬉しいです。

 

印象に残っているのはお取引完了までに5年かかった案件です。障害者福祉施設を建設したいという企業さんから相談を受けて、土地を探すことになりました。そこである地域で地元説明会を行ったのですが住民の方の猛反対を受け、1年かけて説明を続けてもご理解いただけず、地域を変更することになったんです。次の場所でもすんなりとは行かなかったのですが、売主である地主さんや地域の皆さんと丁寧に対話を重ねた結果、受け入れていただけることになり、土地を売ってもらって施設を建てることが出来ました。施設の完成した今は、企業さんがお祭りをやるなど積極的に地域貢献を行っていることもあり、地域の方との交流も出来て地主さんも良かったと思ってくれているはずです。

 

不動産の売買では、買主様は「ここはどんな地域なんだろう」と心配ですが、売主様にも「どんな人が買ってくれるのだろう」といった心配があります。この地主さんもその点を気にされて、「地域の理解を得てほしい」という強い希望がありました。「後悔するような売却はしたくない」という売主さんの思いをくみ取って、売主さん目線での売却の仕方を考えることの大切さだけでなく、「難しいのは人の心」という事にも改めて気づかされたお取引でした。売主様、買主様どちらにとっても満足度の高い取引になるよう力を尽くしたいと改めて思いました。

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売却を検討されているお客様へのメッセージ

売却される時にはしっかりとした知識を持っていて、本当に親身になってくれる不動産会社を選ぶことをお勧めします。当社ではお話をじっくり聞かせていただき、それぞれの売主様に応じたご提案をしながら一緒に考え、本当に満足度の高い売却が実現するようお手伝いさせていただきます。

 

私は生まれてからずっと守山に住み、この地域で色々な経験をしてきたからこそ、アドバイスできることがあると自負しています。そしてこの先も守山に暮らし、不動産のプロとして90歳ぐらいまで現役で頑張るつもりなので、末長いお付き合いをさせていただけると思います。ぜひ頼りにしていただきたいですね。

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趣味・休日の過ごし方

私が働いたお金はすべて子供に消えていくので、趣味は子供と仕事ですね。休みの日はウォーキングをしたり、家族と過ごしています。

尊敬する人

父親です。知識をすごく持っていますし、地域のこともすごくわかっています。農業組合長を務めながら実家の家事をやることも。面倒見が良くて、家族のことをすごく大事にしてくれているのを感じます。

座右の銘

「一期一会」です。不動産の仕事も地域の活動も人と出会ったことでつながり、広がってきたと思います。これからも出会った人との関わりを大切に、頑張ってこの仕事を続けていきたいですね。

会社概要OUTLINE

商号 株式会社eせいゆう住宅
免許番号 滋賀県知事(4)第2906号
会員 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会
事業代表者名 西田 信幸
所在地 〒524-0021
滋賀県守山市吉身三丁目14番39号
設立 平成 15年 7月
ホームページURL https://e-seiyu.jp/
TEL 077-581-8020
FAX 077-581-8021
営業時間 9:00 ~17:00
定休日 水曜日

スタッフ紹介STAFF

  • スタッフ 取締役

    河島有希