春日井シティ不動産株式会社REAL ESTATE AGENCIES
愛知春日井シティ不動産株式会社
不動産業界に入ったきっかけは?
大阪の大学を卒業後、マンションデベロッパーに就職しました。初任給が固定30万円、稼げそうな所が魅力で不動産業界も面白そうに思えたんです。体育会系の厳しい会社でしたが僕には合っていたようで、投資マンションの電話営業を頑張っていました。ところが2年ほど勤めた頃に父が急逝。僕は長男なので砕石運搬の家業を継ぐつもりで名古屋に戻ったのですが、当時の業界はかなり厳しい状態で家業自体も尻すぼみ。そこで銀行系の不動産会社に就職して売買の仲介営業をやることにしました。宅建の資格は大阪時代にとっていたのでひたすら実務を覚えて…そして経験を積んでいく中で将来独立したいと思うようになり、次は住宅の勉強をしようと4年ほど勤めたところで退職。住宅販売の会社に転職したのですが、そこはイケイケの会社で従業員もどんどんやめるし、お客様の方を向いていないからトラブルだらけで…続けるのは無理だと思って2年でやめ、独立することにしました。
地域密着でやりたかったので、地元の家族経営の不動産会社にお願いして1年ほど経験を積み、32歳で開業。街の不動産会社は“なんでも屋”みたいな感じで、普段の付き合いの中で仕事が回っていることを経験できたことは大きかったと思います。最初はボロボロのアパートの1室からスタートして大変だった時期もありましたが、お金に苦労しながらも充実感があったのはマンション営業で鍛えられたメンタリティがあったからだと思います。6年ほどマイペースに仕事をして、法人化したのが2011年。青年会議所の付き合いの中で刺激を受け、「もっとちゃんとしたい」という欲が出てきたからです。周りに認めてもらえるようにならないと通用しないと気づいて、会社にしてしっかり稼いで会社としてきちんとしたサービスを提供していきたいと思うようになりました。
春日井シティ不動産はどういう会社ですか?心がけていることは?
当社の営業は僕一人なので、最後まで質を落とさずサービス提供できることが強みです。サービスというのは「お客様の問題解決ができる提案をする」こと。売却となると家を買う場合と違い、色々な悩みを伴うケースが多くなります。たとえば家族間で対立したり、感情的になって話が出来なかったり。どうしたいか分からないという方や、思っていることが言葉に出来ていないという方もいます。相談の時点で根本的な問題をお客様自身が分かっていないこともあるので「売りたい」「じゃあ高く売りましょう」という話ではなく、抱えている問題を解決するためのご提案をしています。よくあるのが「売りたいけど先祖代々の土地だから残したい」といったご相談で、お気持ちは分かるのですが何にお悩みなのかという所を紐解いていきます。感情的なことなのか、子供たちに負担をかけたくないというお金のことなのか。お金のことなら感情の方はちょっと置いておきましょうと、そこから売却に向けたご提案になりますし、逆に感情の話なら「それなら持っておけばいいですよね」という風にお話しますから、お客様もモヤモヤしていたことがスッキリすると思うんですね。
僕はお客様の問題を紐解くのが得意だと思っていますし、解決できる提案をすることにも自信があります。トラブルの解決をしたいので当人同士では話しづらいことも僕が間に入って話をしますし、専門家が必要なら頼れる人にこちらの采配で入ってもらうこともあります。時には「離婚するから弁護士を紹介してほしい」と不動産に限らない相談もあります。でも元々不動産屋って地域の世話役みたいな感じで、「困ったことがあれば相談すればいいよ」っていうのが本来の姿だと思うんです。だから仕事にならなくても「相談したらいい提案もらえたわ」と思ってもらえば絶対いつか来てくれますし、逆にただ高く売りたいというだけなら大手さんでも一括査定でも…僕じゃなくてもいいという気持ちもあります。とはいえ、会社として稼げるところはしっかり稼がせてもらっています。お客様にとって絶対に今売った方がいいと思えば「ぜひ売りましょう。まかせてください!」と言うことも。「僕も儲けさせてもらいます」とお伝えして、責任をもってやらせていただいてます。“プロとして何かしらの結果を出す”というのが僕のこだわり。これからも常に意識して仕事をしていきたいですね。
不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?
契約が決まった時です。紹介やリピートをいただけるのも嬉しいですね。何年か前に買ってくれたお客様が「今度は売ってよ」「誰々紹介するわ」って言ってくださるのは、満足してもらえたからだと思います。周りのすごい会社に比べればまだまだですが、1つずつ積み上げていくことで「認めてもらえてるのかな」と感じられることが少しずつ増えてきました。
印象に残っていることはたくさんありますが、10年前、商売がダメになって借金返済のため家を売ることになったお客様がいて当社で売らせてもらいました。その方はタクシー運転手になって無念の中で離婚もされたと思いますが、以来お付き合いはなかったんです。ところがその3年後、地元で飲んだ帰りにタクシーを呼んだらその方で、乗せてもらって「お互い頑張りましょう」と別れてまたそれきりだったのですが、昨年その人から7年ぶりに連絡が来て、「家を売りたいから社長に頼もうと思って」と言うわけです。「家を売る?…どうしたんですか?」驚きながら伺うと、頑張って復活して何年か前に家を買われたそうで、「再婚するからその家を売って、もう少しいい所を探してほしい」という住み替えの話だったんです。もちろん喜んでやらせてもらったのですが、人の人生の重要な場面に関われたということもあって、ここ最近でとても印象に残ってます。
売却を検討されているお客様へのメッセージ
色々な人の話を聞いてみてください。不動産会社のスタンスによってさまざまなポジショントークがあるので納得できるまで聞いた上で、本当に信用して任せられると思うところに依頼するのがいいと思います。あとは慌てたり急いだりしないでほしいですね。
僕はこれまで失敗も含めたくさんの経験をして知識やノウハウを積んできたので、どんなことでも相談いただければ、お客様に最もメリットのあるご提案が出来るものと自負しています。ぜひ僕に相談してみてください。
趣味・休日の過ごし方
ラグビーです。学生時代からやっていて、今は中学生のラグビースクールでコーチをしています。40歳以上のチームで試合に出ることも。丸1日仕事のことを考えない日はないので休みという感じはあまりないのですが、サウナに行ったり、TikTokを目的なく見て気分転換をしています。
尊敬する人
第一線でやり続けている人たちはすごいと思います。独立当初はマイペースに出来ればいいと思っていましたが、一人では生きていけないので他人と折り合ってやっていく中でどれだけ頑張れるか…結果を出さなければ人は離れていくし、どれだけすごい会社でも潰してしまえばそれまで。そういう意味で結果を出し続けている人を尊敬します。
座右の銘
『人間万事塞翁が馬』いいと思ったことが悪いことを招いたり、悪いと思ってたことがいいことにつながったり。そういうことが繰り返されるので一喜一憂しすぎないようにという気持ちがあります。調子に乗ってはいけない。でも悪かったとしても意外と世の中助けてくれるので、ちゃんと頑張ってればいいことがあると思っています。
会社概要OUTLINE
商号 | 春日井シティ不動産株式会社 |
免許番号 | 愛知県知事(3)第22074号 |
会員 | 公益社団法人全日本不動産協会 公益社団法人不動産保証協会 東海不動産公正取引協議会 公益社団法人小牧法人会 春日井商工会議所 |
事業代表者名 | 山本 直嗣 |
所在地 | 〒486-0838 愛知県春日井市弥生町2丁目175番地 |
設立 | 平成23年11月 |
ホームページURL | https://www.kasugai-home.jp/ |
TEL | 0568-87-3921 |
FAX | 0568-87-3922 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 水曜日 |
スタッフ紹介STAFF
-
代表取締役社長
山本 直嗣