株式会社中島屋REAL ESTATE AGENCIES
兵庫株式会社中島屋
不動産業界に入ったきっかけは?
22歳の時、たまたま入社したのが不動産会社でした。当初は集客やホームページ作成の仕事をしていたのですが、ほどなく営業をやることになり、賃貸で仕事を覚えながら宅建を取得、次第に売買も担当するようになりました。業務をやりながら覚えていく感じだったので最初のうちは大変でしたが、賃貸・売買と両方の知識を身に着けられたことは今も役立っています。ノルマに厳しい会社ではなく伸び伸びとやらせてもらえたので売上のためにやましいこともなく、お客様の方を向いた仕事を心がけていました。
独立は考えていなかったので16年ほど勤めていたのですが、その頃から副業でやっていた民泊がものすごく忙しくなってきて、大阪万博の需要も見込めることから本業にしようと思い不動産会社を退職しました。ところが1年ほどでコロナ禍になってしまい、たちまち厳しい状況に…。元々、民泊事業を行っていく中で宅建業の免許を取るつもりだったこともあり、急ぎ不動産で会社を立ち上げることにしました。
開業した当初は計画が早まったこともあって、ビジョンどころか何をメインにやっていくかも定まっていない状態。賃貸もやる売買もやるというコンセプトのない“なんでも屋”から始めたのですが、次第に自社の強みがないのは良くないと思うようになり、売却専門でやることに決めました。売却を選んだのは一番やりがいが感じられて面白く、お客様からもすごく感謝していただけるというところからです。とはいえ、初めはご相談のお客様もほとんどいない状態でしたから、一括査定サイトなどを利用しながらコツコツと取り組んで、軌道に乗るまでは結構大変なこともありました。自分さえよければというやり方をすれば儲かるのかもしれませんが、私はずっと「自分がされてイヤなことは相手にもしない」ということを心がけてきたので、絶対にそこは変えずにやっていこうと思っていました。
株式会社中島屋はどういう会社ですか?心がけていることは?
シンプルにわかりやすく「早く高く売却します」というのをコンセプトにしています。売主様が一番求めているところだと思うので、そのためにどうするかという戦略を物件ごとに考えていきます。最近では不動産一括査定サイトの普及から、お客様に選んでいだたくため高値を提示することが常態化していますが、当社は絵にかいた餅ではなく、「高く預かってもこれで売りますよ」という形で自信を持ったご提案をしています。物件の見せ方やアピールの仕方など営業努力で変わりますから、現実感のある範囲での高い金額を提示する…つまりそれが当社の考える適正価格ということです。売主様から任せていただいた以上、結果でお返ししなければいけないので少しでも高く売る努力をしながら、かといって買主様が高い買い物をするということではなく、お互いに満足してもらえる形での高値売却を実現しています。中には売るのが難しい物件もありますが、そうした場合は売れるまでじっくりやらせてもらうので、売主様さえよければあきらめることなく何年でもお付き合いしますというスタンスでやっています。「他社で売れなくて」と切り替えで当社に来られた方も含めて、これまで媒介契約を切られてしまうことはほとんどなく、売るのをやめたとかでない限り継続してお任せいただいています。
最近は「どこに聞いていいか分からない」とか、「何をしたらいいか分からない」といったご相談も多いのですが、私の方でお話を聞いて交通整理をしながら、分かりやすくかみ砕いてご説明するよう努めています。必要な場合は専門家におつなぎすることもしていますが、たとえば税のことなどであればパンフレットをお渡しするなど、少しでも分かりやすくなるようなお手伝いもしています。売却で失敗してほしくないので、少しでも分かってほしいという思いがあるんですね。私はamazon電子書籍で『失敗しない不動産売却術』という本を出版しているのですが、これも売主様ご自身に売却の流れを一通り知ってもらいたいという気持ちから書いたものです。これから売却する方にお役に立てていただけると嬉しいですね。
自分の利益は一番最後、まずはお客様に喜んでもらうことが第一という「先義後利」が私のモットー。売買だけでなく賃貸の経験も生かした柔軟なご提案が出来るものと自負していますので、お客様に喜んでもらって、その上で報酬をいただくということを基本に、これからもしっかりやっていきたいと思います。
不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?
不動産業は人生のターニングポイントに携わる仕事で、家の思い出とともに「あの不動産屋さん」というのもお客様の記憶に残ると思いますから、そこに立ち会えることは面白くやりがいがあります。同じ取引が二つとないのでまったく飽きませんし、楽しく仕事ができて、お客様から感謝されて利益もいただけるのですから最高です。
最近印象に残っているのは離婚が理由の売却案件です。奥様主導で話を進めていたのですが、シングルマザーになってしまうため将来にすごく不安を抱えていらしたんです。そこで色々な戦略を駆使して売却活動を行った結果、築5年の戸建てを新築時より700万円も高く売ることに成功しました。当社でも過去最高です。当面の生活費と蓄えができたので将来への不安が少なくなり、気持ちが軽くなったとものすごく喜んでいただきました。
売却を検討されているお客様へのメッセージ
お客様からお預かりした物件を「早く高く売ろう」と情熱を持ってやっています。もちろんお客様と不動産会社には相性があります。私の話を聞いていただいてピンと来たらご依頼くだされば、良い結果が出るように最後までしっかりお付き合いさせていただきます。
ただし、私の話だけでは言っていることが本当に正しいのか分からないと思いますから、お客様には当社以外にも2~3社の話を聞いた上で比較検討していただくことをお勧めしています。ご自分でも情報収集をしてもらえるといいと思います。
私は売買だけでなく賃貸の実務経験もあるので、売却にとらわれず状況によって賃貸への切り替えを提案するなど柔軟な対応も行っています。どんなことでもぜひご相談ください。
趣味・休日の過ごし方
一人社長にありがちだと思いますが、ずっと仕事モードです。定休日を設けていないので子供と遊びに行く時に休みを取るくらいですが、ストレスはないんです。空いた時間があると息抜きとして読書を楽しんでいます。まとまった時間が取れないので積読本が増える一方ですが、司馬遼太郎など歴史物が好みです。最近は正直不動産のマンガも読んでいます。
尊敬する人
誰という人はいないのですが、自分がされてイヤなことを人にせず、堂々と家族が誇れる仕事をする人でありたいと思います。
座右の銘
近江商人の商売哲学、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」と、自分の儲けは最後でまずは相手に喜んでもらう「先義後利」、この2つを大事にしています。
会社概要OUTLINE
商号 | 株式会社中島屋 |
免許番号 | 兵庫県知事(1)第12217号 |
会員 | 公益社団法人 全日本不動産協会 公益社団法人 不動産保証協会 公益社団法人 近畿地区不動産公正取引協議会 一般社団法人 全国不動産協会 |
事業代表者名 | 中島 直史 |
所在地 | 〒657-0066 兵庫県神戸市灘区篠原中町1丁目5-25 ソレイユ六甲204号室 |
設立 | 令和2年8月 |
ホームページURL | https://kobe-baikyaku.com/ |
TEL | 078-862-5292 |
FAX | 078-862-5293 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | なし |
スタッフ紹介STAFF
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代表取締役
中島 直史