フォレストスタイル株式会社REAL ESTATE AGENCIES
大阪フォレストスタイル株式会社
不動産業界に入ったきっかけは?
もともと飲食業に勤めていました。23歳の時、「スーツを着て営業の仕事がしたい」と思い転職しようとしていたのですが、勤めていた飲食店の後輩の父親が大手不動産会社の営業部長だったことから、「それならうちの会社に来ないか」と声をかけていただいたのがきっかけです。入社当時は自分で経験のある賃貸物件と違って不動産の売買なんて想像もつかない状態でしたが、結果15年以上勤めることになりました。
最初は自分でチラシを配り、自分で問い合わせをとって仕事を覚える感じだったのですが、当時は先輩方も厳しく、休みも月に3回くらいしかなかったので思い描いていた営業とは違いました。先輩が教えてくれるといったことも少なく、初めての契約でついてもらった以外、ほとんど自分で考えて動いていたので、失敗してお客様に怒られたことも多々ありますし、自分で一通りできるようになったと思えるまでかなり時間がかかりました。それでもお客様とお話するのは好きでしたし、「こんな自分に来てくれた!」ということが嬉しかったので、ノルマが厳しい中、時には上司に反発しながらも1件1件を大事に、お客様の方を向いて仕事をしてきました。
独立を考えたことはなかったのですが、転職を考えていた時に、すでに独立していた元上司から勧められたこともあり、自分の思いや心掛けを体現できる’フォレストスタイル’を設立しました。都島区で開業したのは地元でもあり、今も住んでいる馴染み深い地域だからです。開業後は地域貢献したい気持ちも芽生え、地域密着にこだわりたい思いを持っています。
フォレストスタイルはどういう会社ですか?心がけていることは?
前職の頃から、とにかく素直に、お客様に良いことも悪いこともすべて伝えるということをずっと大事にやってきました。お客様に後でイヤな思いをさせたくないので全部さらけ出した上で、選択肢を並べて選んでいただくのが私のスタイルで、提案力には自信があります。そこで初めて本当の事情が聞けたり、まだ知り得ていない情報が出てくることも多く、「それならこうしませんか?」など踏み込んだお話をさせていただくこともありますが、不安が解消され、話を聞いた上でやめるという選択もできますから、お客様からは「森田さんは良いことだけでなく、悪いことも隠さず言ってくれるからありがたい」と言っていただけます。
マンションだけではなく、戸建や土地に詳しいことも強みだと思います。実は大阪市内はマンションに力を入れている不動産会社や営業担当者が多く、私は守口市や堺市でも営業実績がありますので、他の営業担当者より経験していることが多くあると自負しています。他社で断られたり、長期間売れずに悩んでいるようなことがあれば、ぜひご相談いただきたいです。また最近は相続の相談も増えていて、中には遠方にある相続物件の売却依頼もあるのですが、私が窓口となって現地の不動産会社とやり取りする形でお手伝いさせていただいています。前職の時は営業所がその地域になければ断るしかなく、もどかしい思いをしていたのでご相談いただければ出来るだけお力になりたいという思いです。
査定については『通常の売り出し価格』と『急ぎの場合』、『時間がある場合』の3パターンをお出しして、ご事情に合わせてお話しますし、もちろん根拠もしっかりご説明しています。実際に売り出す販売価格はお客様の希望額でもいいと思いますが、査定額はきちんとしたものを伝えるのが仲介業者の務めだと思うので、そこで嘘をついたり、根拠のないものを出すわけにはいきません。そのためお客様には「私より高い査定額を付ける会社があるかもしれませんが、その価格の根拠をしっかり聞いてください」とお伝えするようにしています。あとは、売出価格を打ち合わせて売却をスタートし、まず最初の1ヶ月間の問い合わせ状況を見ていきます。実はこの最初の1ヶ月間の販売状況がとても大切で、不動産会社によっては「1ヶ月経って売れなかったら価格を下げましょう」という営業担当者も多いですが、問い合わせや内覧があれば価格設定は大きく間違っていない。でも、ゼロならそもそも検討外にされている。といった問い合わせ状況に合わせた判断が必要です。内覧したけど買われなかったお客様からは「買わなかった理由」を聞くことで、その後の販売対策に活かすことができますし、ポータルサイトの閲覧数なども見ながら今後のご提案をさせていただきますので、時には「値段を下げた方がいいですか?」と聞かれても、私の方が「いえ、もう少しこのままでいきませんか?」と理由を説明したうえでお断りすることもあります。お引き受けしたからには少しでも好条件で売らせていただけるよう、しっかり売主様に伴走していきたいと思います。
不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?
お取引して喜んでいただけたら、もうそれだけで嬉しいものです。最近は前職の時のお客様が「以前よかったから」とわざわざネットで検索してご連絡くださることもあって、とても有難い思いです。
印象に残っているお取引はたくさんありますが、13年前に文化住宅の売却をご依頼いただいた時に、その文化住宅は賃貸中だったので退去の話もしながら売却を完遂しました。その後もう1件、別の不動産の売却もお任せいただいたのですが、数年後、その売主様が亡くなったとのことでご家族から「相続物件を売却してほしい」と連絡をいただいて、話を伺ってみると、「父の遺言で、不動産のことは何かあったら森田さんに連絡しなさい」と言われていたそうで驚きました。年配の売主様で孫のように可愛がっていただき、いろいろなことを教えていただいたことを鮮明に覚えていますので嬉しくもあり、また責任重大という気持ちでもありました。当時、若いなりに一生懸命やらせていただきましたが、それが売主様にきちんと届いていたと感じられたことでとても印象に残っています。
売却を検討されているお客様へのメッセージ
最近はインターネット経由のお問い合わせが多いので、お客様はどうしても会社の規模で選びがちだと思います。しかし正直なところ大手といわれる不動産会社でも知識の乏しい営業担当者は少なくありません(私もそうでした)し、地元の小さな不動産会社でもすごく親身で経験が豊富な営業担当者もいます。ですので、まずは実際に会って売却の目的やご希望などを伝えた上で、その営業担当者がどういう話し方をしてどのくらいの提案力を持っているのかを確かめることをお勧めします。話を聞いたうえでご自身が感じたこと…たとえば「この人いいことしか言わないな」とか、「ちょっと説明がわかりづらいな」と思えば、購入しようとしている方も同じように感じるかもしれませんから、実際に会って話を聞いてみることが大切です。
私はフットワークの軽さも持ち味なので、お客様からお話を伺って即日ご提案するような素早い動きを心掛けています。今すぐのことではなくても「相続が発生してどうしたらいいかわからない」といったお悩みや、「転勤になりそう」「離婚になりそう」といった事前のお悩みでももちろん大丈夫です。どのように進めるのが良いのかお客様と一緒に考えて解決の糸口を見つけたいと思っていますので、ぜひ私にご相談ください。良いことも悪いことも包み隠さずご提案いたします。
趣味・休日の過ごし方
趣味は仕事でしょうか。仕事が好きなので暇さえあれば事務所であれこれしています。休みの日は子供と遊ぶのが楽しみで、子供が保育園の時は妻と食事に行くような過ごし方が多いです。
尊敬する人
独立を勧めてくれた元上司の方です。緻密な仕事ぶりで、どんな展開にも対応できるよう入念に準備する営業スタイルを学ばせてもらいました。今もつながりがあって尊敬しています。身近な所では妻です。考え方がとてもポジティブで、「見る角度」によって「見え方」が変わることに気づかせてもらいました。
座右の銘
「不撓不屈」です。諦めないことが一番大事。諦めなければ、いずれかのゴールには必ずたどり着くと考えて、どんな状況になっても諦めずに前に進むようにしています。
会社概要OUTLINE
商号 | フォレストスタイル株式会社 |
免許番号 | 大阪府知事 (1) 第64243号 |
会員 | (一社) 大阪府宅地建物取引業協会会員 (公社) 全国宅地建物取引業保証協会会員 |
事業代表者名 | 森田 拓郎 |
所在地 | 〒534-0014 大阪府大阪市都島区都島北通2丁目24番12号 アイリス三井ビル 3階 |
設立 | 令和5年2月 |
ホームページURL | https://forest-style.co.jp/ |
TEL | 06-6967-9710 |
FAX | 06-6967-9711 |
営業時間 | 10:00 ~19:00 |
定休日 | 火曜日(不定休)・水曜日 |
スタッフ紹介STAFF
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代表取締役社長
森田 拓郎