株式会社ChapteRREAL ESTATE AGENCIES

東京株式会社ChapteR

不動産業界に入ったきっかけは？

新卒で飲食業界に入りました。東京の店舗に配属され、地元名古屋を離れて上京。お客様と接したり会話をすることに飲食業の仕事の楽しさを感じていました。ただ働いていく中で、飲食業が多くの利益を上げるには店舗数を増やさなければならないことが分かると、「楽しむ」と「稼ぐ」が両立しにくい業種だと思うように。それなら他の仕事をしようと、24歳で不動産会社に転職しました。私はもともと人と関わるのが好きなので営業職に興味があり、せっかくなら人生の中で長く使っていただける住宅を販売したいと思ったわけです。売買仲介の営業でノルマはありましたが、私は『お客様を幸せにして、その結果として報酬がいただける』という考えでしたから、お客様に寄り添った丁寧な対応を心がけていました。

 

独立したのは35歳の時です。きっかけは営業方針の転換でした。前職の会社は当初、お客様ファーストで営業をしていたのですが、上場を目指し始めたことで数字を重視するようになり、その変化に違和感を抱くようになったんです。組織の中で自分の考えを通すには限界があり、漠然と起業を考えていたこともあって、良いタイミングだと思い独立を決意。株式会社ChapteRを創業しました。

 

「ChapteR」は、「不動産売却や購入というお客様の人生の第何章目かをお手伝いし、お客様のその後の章も永続的にお付き合いしていきたい」という思いにより生まれました。「chapter」は英語で、1章、2章の「章」という意味を持ちます。住み替えの時期、新しい物件を購入するタイミングなど、お客様が人生の新しい「章」を開く際のパートナーとして、その後もことあるごとに頼っていただけるようなお客様にとってのかかりつけの存在として、永くお付き合いをしたいと思ったのです。墨田区で開業したのは自分が住んでいて土地勘も馴染みもあるエリアだからです。地元密着で、地域の方に頼っていただける会社でありたいと思っています。

株式会社ChapteRはどういう会社ですか？心がけていることは？

まず心がけていることは、安心安全な取引の徹底です。土地と建物の売買に強みを持つ当社の仕事は、物件をただ売って終わりではありません。お客様の疑問に丁寧にお答えし、家の売買についてわかりやすくご説明するようにしています。購入・売却を問わず、トラブル防止対策を徹底していることも特長のひとつです。お客様が知りたいことはもちろん、お客様自身が気づかれていない重要なポイントもできるだけ全てお伝えするようにしています。隣人がどのような人かや学区の評判、災害リスクなどは、しっかり把握しておくべき情報 だと思っているからです。また当社は全スタッフがファイナンシャルプランナーの有資格者です。不動産という大きな資産を扱う仕事の中で、物件だけでなく資金計画や税金についてもプロのコンサルタントとして対応できるものと自負しています。

 

売却の理由で最も多いのは「買い替え」ですが、物件を売った後の状況はお客様によって全く異なります。いつ売りたいのか、移転先の物件を買うのか借りるのか、買う場合は住宅ローンを組むのか、ローンを組むのであれば金利や融資期間をどうするのかなどケースバイケースであるため、柔軟な対応が求められます。お客様の事情や資産背景、売却を希望される時期などに合わせて臨機応変に組み立てを考え、さまざまなパターンを提示して最適なプランをご提案しています。査定額については適正価格を最初にご提示し、「半年後にはいくら」「1年後にはこれくらい」のように売却希望時期に合わせて販売価格のご提案をしたり、周辺の相場をお示しするなどしっかり理由をお伝えし、ご納得いただけるよう努めています。

 

私は仲介の仕事というのは、いつか自分から何かを買うなり売るなりしてもらえれば〇な仕事だと思っているんです。だから例えば、売ろうかどうしようか決めてないというご相談なら、売る必要がないのに自社の利益のために売却を勧めるのはおかしな話ですから、その方にとって一番良いと思うご提案をします。不動産の仕事には手間がかかってお金にならないことも少なくありませんが、お客様から信頼を得られるような仕事をすれば、後から利益はついてくると思っています。どんなことでもご相談いただいたのであれば、お力になれる対応をしたいと思います。

不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは？

仕事をして一番嬉しいのはお客様に喜んでいただくことで、そのお客様がまた戻って来てくださることも嬉しくありがたいです。不動産は一つとして同じものがないので案件ごと経験値が増えて成長できますし、お客様から感謝されてお金をいただけるのですから、不動産仲介の仕事に大きなやりがいも感じています。

 

印象に残っているのは、私が不動産業界に入ったばかりの頃、担当させていただいたお客様です。当時の私は右も左もわからず、目の前のことを必死にやってお客様に尽くすことしかできない状態でした。そのお客様が私のことを覚えていてくださって、約10年経過した後にご実家の建て替えや敷地売却をお任せいただき、その後、ご親戚のマンション売却のご依頼もいただきました。私のことを信頼してくださり、長くつながりを持ち続けていただけていることが嬉しいですね。

売却を検討されているお客様へのメッセージ

当社では第三者の立場のプロとして客観的に嘘偽りなく、お客様のご事情や物件の状況を踏まえた正確なアドバイスをご提供しています。売却のご相談だけでなく、売るかどうか決めていないとか、分からないことを聞いてみたいといった方のご相談も歓迎です。必ずしも当社を利用してくださいというスタンスではありませんから、セカンドオピニオンであったり、ちょっと聞きに行ってみようということでもいいので、一度ご相談にきていただければと思います。安心安全なお取引を心がけ、お客様に寄り添った丁寧な対応をお約束します。どうぞお気軽にご相談ください。

趣味・休日の過ごし方

お酒を飲むのが好きです。もともとコミュニケーションが大好きですから、初対面の人とも楽しく飲めます。付き合い程度ですがゴルフもやっていて、山に行って汗を流すのも楽しいです。最近の休日はもっぱら子守をしています。散歩に行ったり、おむつを替えたり、お風呂に入れたり、寝かしつけたりしています。

尊敬する人

尊敬する特定の人物はいません。出会った方々皆さん尊敬できるところがあるので良いと思ったところは真似て、真似したくないなと思うところは反面教師として改めるようにしています。

座右の銘

「思った通りにはならないけど、やった通りにはなる」です。これは高校時代に所属していた野球部の監督から聞いた言葉です。成果が上がらないのは、理想を描くものの実現のための行動が足りないからだと思っています。ずっと気に入っていて、今でも座右の銘としています。