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オブザーバー座談会②不動産会社や営業の見定め方

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オブザーバー座談会2回目のテーマは、不動産会社や不動産営業の選び方についてです。いざ売却の相談をしたいと思っても不動産会社はいっぱいあるし、営業も色々な人がいるので、チェックすべきポイントや見定め方は気になるところだと思います。今回も「街の不動産ポータル TUNAGERU ツナゲル」のサイト運営に”オブザーバー”としてご協力いただいている不動産会社代表のみなさんに本音でお話いただきます。

参加メンバー

不動産会社選びは、まず何からすればいいでしょうか?

鬼頭 皆さんネットで調べると思うので、まず不動産会社のサイトを見て、そこの代表や営業が宅建士の資格を持っているかは見ておくといいです。宅建士じゃなくても対応(接客や物件の案内)は出来るんだけど、いざ契約行為をする時の説明は宅建士でなければできないので、資格を持っていないと自分で取引を完結することが出来ないんです。スタッフ紹介ページなどに保有資格として書いてあるので確認してみてください。
金子 スタッフの中には試験に向けて勉強中という人もいるので一概言えないけど、不動産の仕事をするなら「早く取ろうよ」というのはあります。という事を考えると、自分で不動産会社を興している代表は、最低限取っていないといけない資格だと思うので、そこは一つ見定める部分になりますね。不動産取引をする上でプロかどうかというところになりますから。もちろん僕も持っています。
角田 それも含めて、その会社のホームページをよく見てもらいたいんです。情報更新されて生きてるホームページかどうかだけでなく、その会社の社長の思いとか、どういう考えで仕事をしているかっていう部分を見みながら、不動産会社のホームページを見比べてみてほしいですね。

 

具体的にはどこをチェックすればいいんでしょう?

鬼頭 やっぱり仕事なので、真剣に取り組んでいるのか、っていう所をチェックしてほしいんです。そうすると角田社長が言うように社長挨拶とか、代表の考えが分かるものがあるか。それから活動ですよね。たとえば今はSNSもあるので、Twitterでこまめに発信しているとか、Facebook投稿してるとか、ブログがアップされてるとか…ホームページと合わせて、そうした活動がちゃんとされているか。要するにマメにしっかり仕事をしているかどうかって所を見てほしい。
角田 スタッフにやらせて社長はノータッチという所もありますが、鬼頭社長が言うように、ここの社長がどんな活動をしてるのか。つまり代表挨拶で表明していることと一致しているのかが大事だと思うんですよね。たとえば金子社長のTwitterは、分かりづらい法務的な話とか、お客さんにとって勉強になる話題がすごく出てくるんですよ。それはお客さんに知ってもらいたいという金子社長の熱い思いがあってのことで、そこはやっぱり伝わってくるので大事だと思うんです。
金子 ホームページの社長挨拶って、プロが監修したきれいな挨拶文になってることも多いんだけど、たとえばSNSの内容やコメントと社長挨拶で書いてることがリンクしているか、これって見ればすぐわかると思うんです。社長挨拶では立派なこと言ってるけど、SNS の運用はなんか適当だなとか、イメージが一致しないなとか。見定められるポイントとして一番わかりやすいと思いますね。
角田 だから売却したいと慌てて一括査定サイトに行くのではなく、まず自分で調べる。不動産会社のホームページやSNSなんかをしっかり見てチェックしていくんですね。その中からどこに相談してみたいか、まかせられそうか、ちゃんと選別するのは絶対にやった方がいいと思います。
金子 HPやSNSに力を入れない会社もあるけど、それって変な言い方だけど、発信をしなくても困らないからやってないんですよ。だからやってない会社がいいか悪いか判断するより、HPやSNSで動きをしている会社を見た方が、少なくてもリアルに判断できると思いますよ。

 

問い合わせを入れた時に注意する所や見るポイントは?

金子 まず対応の早さ。問い合わせが入ったらすぐに返信できるのが理想。ただ接客中だったり休業日だったり難しいこともあるので、どんなに遅くても3日以内。それが出来ないとやっぱりマメさが足りないと思います。それから返信メールの中身。これがテンプレートみたいな内容だったら、僕がお客さんならあんまり期待できないと思ってしまいます。返信の速さも大事なんだけど、相手のことを考えながら書いた内容と、義務で機械的に返信したメールでは、読んだ人に必ずわかると思うので。
鬼頭 電話もそうだよね。キャッチボールにならないとダメだと思うんですよ。質問に返ってくる答えが、「私そんなこと聞いたわけじゃないんだけどな」って思う場面があると思うんですけど、その時点でやめた方がいいな、通じないんだなって判断したほうがいい。会話にならないのは質問の意図が汲み取れないってことなので、安心して任せられないと思うんです。ただ、そういう業者は増えていて、そもそも不動産のことを分かっていなかったり、あと大手の営業さんなんかだとマニュアルや応酬話法を叩きこまれたりするので、臨機応変な対応ができないとか、教えられたことしかできないってことも起きてくるんですよね。
角田 経験則ですよ。私たちの場合はそれなりの経験を積んでいる。それが強み。たとえば他社が「これはイヤだな」と思う物件でも鬼頭社長であれば、ここの所をこうすればいい形で売れるんじゃないか、っていう選択肢をいっぱい持ってる。引き出しが多い不動産屋さんを見つけるのがいいですよ。
鬼頭 こういう方法もあるよ、こうやったらどう、ってそのお客さんにとってメリットのある選択肢を出せる人がいいと思う。いろんな経験を積んでないと難しいと思いますけど。
金子 その「経験」というのは、契約数がどうかってことではないです。たとえば大手の不動産会社は新人でも契約が取れるんです。だから数じゃなくて、手がけた案件の質も大事だと思うんです。難しい案件をどうクリアしたとか、誰でもできることなら少しでも高く売ったとか、早く売ったとか そういう質の高い経験をどれだけ積んだかが重要だと思います。
 

やっぱり何社かに話を聞いて比較してみないと分からないですね

角田

最低でも2~3社は行った方がいいですよ。

金子

その2~3社も安易に行ってほしくないから、ホームぺージやSNSで見定めて、数社に絞って行った方がいいってことです。無料相談をやってて聞くのが「強引な営業マンの勢いに飲まれてサインしちゃった」というパターン。見定めないで行ってしまうと、彼らも数字が欲しいから必死なので自分の方に向いた仕事になる。そういう会社や人に任せて希望をかなえてもらえるかって言ったらそうじゃないので、どこに問合せをするかがやっぱり重要になってくるんですよ。

鬼頭

一括査定サイトを使ってもいいんだけど、それならせめて、その一括査定サイトに登録されている不動産会社を調べた上で、依頼する会社を選ぶってことは必要だと思います。よくわからないから選べる不動産会社を片っ端からチェックして依頼しちゃえ、っていうんではなく。

金子

一括査定サイトって「最大6社に頼めます、頼んだ方がいいですよ」って言い方をしてるので、一般の方からすると、「無料だから多くに頼んだ方がいい」と思ってしまう心理もあるかもしれません。

角田

中には「1000万円も高く売れました」って広告なんかもあるから、多くの会社に依頼したら高く売れるんじゃないかって期待しちゃう人もいますよね。

金子

不動産には相場があるので5割も6割も高くなるわけないし、「1000万円高く売れました」っていうのもズルい言い方で、その物件が1億円なのか、3000万円なのかで全然違ってきます。1億円の物件なら1割高く売れただけのことなので、ここをやっぱり誤解しないようにしないと、売却を検討している人たちが結局ババをひいてしまうと思うので。

最後に不動産会社を見るポイントのまとめをお願いします

角田

会社の名前や大きさじゃなく、自分で確認するってことですね。代表が宅建士を持っているか。代表がどんな思いで仕事をしているか。そこに自分が共感できるかどうかですよね。あと写真。その人の顔が見えるかも結構大事で、事前に顔が分かっている方が問合せするのもやっぱり安心だと思う。

金子

「初めて会った気がしない」って言ってくださるお客さんが多いんだけど、それって写真が出てるだけじゃく、僕が発信しているブログやSNSも見て、両方見てるからこそ「初めて会った気がしない」になるんじゃないかと思う。

鬼頭 問い合わせを入れる前にせめて1週間ぐらい時間をとって、不動産会社を観察してほしい。そして何社か選んで問い合わせをしてみる。少なくても返事をくれない会社とか、催促しないと返事がない会社は論外です。
角田 問い合わせを入れたら対応を見る。メール一つでわかりますよ。
金子 親切な営業ならメールでも誠実に対応してくれるし、めんどくせえなって思ってるような営業なら、「電話で話したい」とか「来店してほしい」とか自分の都合を言ってきたり、やり取りしてる間にだんだん質が悪くなってきたりして、必ずわかると思いますから。
鬼頭

そして実際に話をした時に、そもそも話がかみ合わない、こっちの話を理解しようとしてくれない、押し付けてくるような営業スタイル…そういう事を感じる営業や会社に任せてしまうのもやめた方がいいですね。そういう所も見て不動産会社や営業を選んでほしいと思います。

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