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再建築できない土地の処分

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再建築できない土地の処分

再建築できない土地についてアドバイスをください。隣の市に築50年弱の戸建てがある30坪の土地があります。ずっと人に貸していたのですが出ていくことになったので、住む予定もなく、家も古いので売却することにしました。そこで近くの不動産会社に査定依頼したのですが、接道要件を満たしていないため再建築できないので難しいといわれました。大手不動産会社にも聞きましたが査定できないと断られました。リフォームして貸すのは費用を出せないので難しいので、空き家のままずっと持ち続けるしかないんでしょうか。後々子供にも迷惑がかかるのでなんとか処分したいです。

回答

中々厳しい案件ですね。これ、うちの会社でも似た案件をつい最近、取り扱ったんですよ。極論からいうと再建築できないイコール、厳しい言い方になりますが不動産の価値はないです。ただ、その価値がないものを活かさないといけないと思うんですね。その場合に考えられることとしては隣地の方に格安で売ってしまう、ってことがひとつです。もう1つはリフォームしてまた新たに貸し出しをするといったこともあります。でも築年数を考えるとかなりのリフォーム料がかかるのでリスクが高いです。接道義務を果たしていないってことは下手すれば車を止めることすらできない可能性もありますし、正直得策ではないです。

 

実際、私の方の経験であったのが、完全に袋地の約70坪の土地を売却したいというケースで、最終的に私が出した結論は、売値は10万円でも20万円でもいいから、さらに最悪は登記費用を払ってでも売りましょうと。売主さんに登記費用分、多少の持ち出しがあっても処分するということになり、私もそれで動きました。結論から言うと隣地の方が恐ろしく安い金額で買ってくれたんですね。その隣地の方の土地は小さいだったんですが接道してます。そこに70坪の土地が加わることですごく利用価値が広がったんです。それを考えると今回のご質問の依頼者さんは、できれば金額云々…たとえば自分の手元に数百万円、数千万円と言うお金を望むのではなくて、これから後世の子供たちのために、いらない土地をいかに早く売るかという部分を考えてもらう。もしかしたらお金の持ち出しが10万円20万円30万円とあるかもしれない。それでも売ることが大切です。建物の解体費用も出てきますので、それはまた勘案しなければなりませけれど、実際に所有者さんがどこまでお金が出せるか。その辺をしっかり考えて、近隣の方に買っていただくというのが私はベストだと思います。

 

回答者 群馬県伊勢崎市 株式会社クリエートハウジング 角田

 

 

 
 

 

 

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