専任媒介と一般媒介は結局どっちがいいの?
相続した土地があっていずれ家を建てるつもりだったのですが、事情があって他に住むことになり売却することになりました。まだこれから実際の査定を頼んだり、依頼する不動産会社を選んだり動き始めるところですが、事前に色々調べていて、専任媒介と一般媒介、情報が多くて結局どうしたらいいのか分からなくなってしまいました。囲い込みのことや、なかなか売れず最後は安く買いたたかれる話を読んだので、一般媒介の方がいい気もしますが、数社にお願いしたとしても力を入れてくれるものでしょうか。査定依頼は何社かにするつもりですが、契約のことを聞いても会社によって言うことが違いそうで、結局悩んでしまいそうです。相続した土地なので失敗やトラブルは困るので、何かアドバイスを聞けたら嬉しいのですが。
回答
そうですね。相続された土地のご売却ということですので、色々な思い入れもある中で、どういう形で進めて言ったらいいのか、悩んでらっしゃるのはよくわかります。専任媒介と一般媒介どちらにしたらいいのかなと言うご質問ですが、まず、やはりいくつかの不動産業者の方にお声かけをして、ご自身の思いのたけをお話した上で、何が一番得策なのか検討する…当然ながら一般媒介に対してのメリット・デメリット、あるいは専任媒介に対してのメリット・デメリットそれぞれありますので、そこを全て聞いた上でご判断されるのが一つかなと思います。
たとえば、一般媒介契約を結ばれて数社にお願いをされましたと。で、残念ながら一定期間の間に売却に至らなかった場合には、契約の内容を見直して、たとえばその数社の中の1社の方に「専任でおまかせしたい」ということになれば、そこであらためて専任媒介契約を結びなおすことも可能です。逆に専任でおまかせしていても、「もっともっと広く周知してほしい」「いろんな業者さんに活動してほしい」ということになれば、一定期間が過ぎた後、そこで一般媒介に切り替えて数社さんにお願いする、という事も可能ですので、そこはあまり固くならずに、とにかく信用できる、真摯に応えてくれる、この業者さんに任せたら大丈夫だな という方をまずは選定されて、その業者さんの提案の内容に沿って売却を進められるといいんじゃないかなと思います。