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親族から家を安く売ってもらう場合の進め方

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親族から家を安く売ってもらう場合の進め方

叔母が住んでいる家を安く売ってもらう話が出ています。価格は相談ですが、安すぎると贈与税がかかると聞きました。贈与にならない目安はどのくらいでしょうか。叔母とは関係が良いからこそ後々揉めたくないので不動産屋さんに間に入ってもらった方がいいと思うのですがその場合は買主になる私が依頼、仲介手数料を払いますか?

回答

まず叔母さんから家を安く譲ってもらうにあたって金額の設定なんですが、たしかに安すぎると贈与税がかかります。一般的にどれくらいでやるといいかって言われているのは、“不動産の評価証明”というものを取るとそこに課税価格が載っているので、その金額より高ければ贈与税にならないという風には言われてます。なので、価格自体はそれを上回る金額で取引するのがいいんじゃないかと思います。たまに、たとえば道路に面していないとか、すごく道路が狭いとか、高低差がめちゃくちゃあるとか、実際には評価よりもっと安いんじゃないの?という物件があるのですが、そういう時は実勢価格を出してその金額でやってもらってもいいです。でもそれが贈与税になるかならないか心配なら、僕がついていくので一緒に税務署に行って、「こういう風にやろうと思ってるんですけどいいですか」という風に判断を仰ぐのが一番いいと思います。

 

不動産屋さんに入ってもらった方がいいかどうかは意見が分かれる所なんですが、本当にその金額に双方が納得してて、叔母さんも売るのにあたって「どんな条件でも構いませんよ」って言う風に思っていらっしゃるんだったら、不動産屋さんを入れずに直接取引してもらってもいいんですけど、たとえば敷地の境界が分かるか分からないかとか、荷物を残しててもいいのかどうかとか、近隣とトラブルになるんじゃないかとか…そういう心配があるんだったら不動産屋さんを入れて、不動産屋さんに契約書を作ってもらった方が、要は「こういった時はこういう風にしましょう」「ああいった時はああいう風にしましょう」という取り決めを作っていくので、叔母さんと揉めずに行こうと思うんだったら不動産屋さんを入れて、契約書を作っていった方がいいと思います。

 

もう1個、購入するにあたって全部現金で買うということなら不動産屋さんはいらないんですが、たとえば住宅として使おうとしててローンを組みたいという場合ですと、叔母さんと自分だけの契約だとたぶん銀行さんの許可が出ないと思うので、不動産屋さんを入れて”売買契約書”と”重要事項説明”という物件の説明の書類、両方作って銀行さんに渡さないとローンが借りれなくなってしまうので、そこは気を付けた方がいいです。

 

仲介手数料は当然売買に入りますので、売主さんも買主さんも所定の手数料がかかります。お客さんを見つけるだけの仲介手数料ではなくて、一番のメインは取引が円滑に進むために、条件とか調査とかローンとか、たとえば測量であったり後々の解体とかリフォームとか、そういうのを揉めないように書類を作って取引を安全に行うというのが 僕ら不動産屋さんというか宅建士の仕事なので、それに対する対価だと思っていただければいいんじゃないかと思います。

 

 

回答者 愛知県豊明市 グレイス不動産株式会社 鬼頭

 

 

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