提示された査定額が安すぎて納得できません
亡くなった親の家を売ろうと、地元の不動産会社に査定をお願いしたのですが、想像よりもはるかに安い金額で驚きました。「この地域ではこのくらいです」と言われましたが、本当に適正な金額なのかどうか判断できず、他でも聞いてみたいと思っています。こういう場合、どうやって信頼できる査定を見極めれば良いのでしょうか?
回答
提示された査定額が想像より大きく下回っていると、驚いてしまいますね。しかも御実家のように、親御様の思い出が詰まった大切な家であればなおさら、「そんなに安いの?もっと価値があるはずだ」というお気持ちになるのは、とても自然なことです。実は、査定額というのは不動産会社によって違いが出るものです。「どんな視点で」「どんなデータを使い」評価しているかで変わってきます。なので、一社から提示された金額だけで判断するのは少し早いかもしれません。まずは、どうしてその金額になるのか、理由をきちんと聞いてみてください。
たとえば「いま実際に売れた近隣の事例との比較」「競合になり得る物件の状況」「建物の評価がどこまで反映されているか」など、説明が丁寧であればあるほど、その査定は信頼度が増すと思います。
そして、会社によって得意な販売方法や繋がっている購入希望者のタイプも違いがあります。複数の会社に相談すると、金額だけでなく「どう売っていくのが良いか」という提案にも違いが出てきて、視野が広がります。
さらに、売却の方法もひとつではありません。高く売ることを最優先にする場合もあれば、早めに現金化して負担をなくしたい状況もあるかもしれません。仲介で時間をかけて買主を探す方法もあれば、買取でスムーズに売却する選択肢もあります。どれが正しいかは、ご家族の事情によって変わります。大切なのは、今回提示された査定額を「スタート」として考えてみてください。思い出のある資産だからこそ、時間をかけて情報を集め、比較し、ご自身が納得できる方法で進めることが大切です。焦って決めてしまう必要は全くありません。良い判断ほど、落ち着いて考えたその先にあると思います。信頼できる不動産会社に相談しながらご家族にとって最善の選択を探してみてください。



