株式会社高崎不動産REAL ESTATE AGENCIES
群馬株式会社高崎不動産
不動産業界に入ったきっかけは?
20歳の時に住宅メーカーに就職しました。完全歩合の会社でしたから、飛び込み営業やチラシ配りをして自分で仕事を取るのですが、当時はそれが刺激的ですごく面白かったんです。名刺1枚から仕事になって相談を受けたり、会社自体も右から左ということではなく1軒1軒大事にやっていましたから、お客さんに「ありがとう」と言ってもらえ、引っ越しの手伝いをするほど親しくなれたりするのも楽しかったですね。色々なことを学ばせてもらい、お客さんに喜んでいただける仕事にやりがいも感じていたのですが、23歳の時、高崎営業所から前橋営業所へ異動の話が出たのを機に退職。元々不動産業に興味を持っていて宅建の資格に合格したこともあり、不動産会社に勤めるつもりでした。
ところが実家の酒屋を継いでいた兄が仕事をやめてしまったため、私が家業を継ぐことになったんです。私は飛び込み営業が好きだったこともあり、お客さんを増やして売上もかなり伸ばすことができました。でも酒屋ってその割に儲からない業種で、盆暮れは在庫の山で支払いに追われ、やればやるほど大変という状況になると、なんだかイヤになってしまったんですね。そんな中、ふと酒屋の先輩を目にして、70歳になっても前掛け姿で配達する自分は考えられないなと思ったら、不動産業をやりたかった気持ちがどんどん込み上げてきて。酒屋の商売では信頼されて来てもらう感じがないこともあって余計に思いが募り、37歳の時、開業することにしました。
開業後は売買をやるつもりだったのですがリーマンショックで仕事がなく、1~2年は経験のない賃貸の仕事をしてたので苦しくて大変なこともありました。でも辞めようと思ったことは一度もなかったんですね。私はずっと高崎に暮らして若い頃から「地域に貢献したい」という気持ちがあったので、開業してからも「地元の方に必要とされる不動産会社になりたい」という思いが強く、3年の節目でだいぶ変わると考えて、とにかく必死にやってきました。現在は当初の思いどおり売買専門でやっていますが、年月を重ねてきた今もその思いは変わらずにあります。
高崎不動産はどういう会社ですか?心がけていることは?
頼って来てくださるお客様にしっかり向き合うのがモットーです。お客様の話をじっくり聞いて、その上で的確なアドバイスができるよう常に心がけています。最近は当社のサイトを見て「写真の笑顔がいい人そうで良かったから」と来てくれる方もいるので応えたい気持ちもありますし、中には他社で断られて来る方もいるのですが、不動産屋ってやっぱり入りづらいと思うので、どういう思いで来てくれたのかを考えるとちゃんと対応してあげたいと思うんですね。同業者の中には「金にならないのは相手にしない」と言う人もいるのですが、せっかく相談してくれたのに選んで対応するなんておかしな話です。安くて手間がかかる物件で仲介手数料がいくらにもならないとしても、終わった時にお客様はすごく喜んでくれますから私は出来るだけのことをしますし、そういう案件はすごく印象にも残ります。
当社は売買専門ですが、面白いことに賃貸の相談も結構きます。賃貸をやっていないと分かっていて聞いてこられるので、相談しやすい雰囲気で見てもらえているなら嬉しいですね。売却については相続や住み替え、離婚など具体的なご相談だけでなく、まだ売るかどうか決めていないという段階のお問い合わせも多いのですが、電話でもメールでも「一度来てください」ということはなく全部お答えしますし、仕事になるならないではなく「自分ならどうするか?」という所でアドバイスすることも大事にしています。
以前、売却一括査定サイトを利用したこともあるのですが、多くの業者が契約をもらおうと相場より高い査定額を出すので、お客様のためにならないと思ってやめました。不動産の売却はお客様の状況によって「早く売りたい」「少し時間がかかっても高く売りたい」と希望があるので、当社の場合は査定額を3段階でお話するようにしています。早く売りたい場合は一番安い価格の方がいいと思いますし、真ん中は一般的な期間で売れるであろう価格、一番上は相場よりも高くしたチャレンジ価格という形です。お客様がチャレンジ価格を希望される場合は、「あくまでもチャレンジなので売れなければ価格は下げた方がいいですよ」とお話ししますし、「繁忙期の間だけこの金額で出してみましょう」とご提案することも。ご納得いただいた上で売却活動をスタートし、検索率や反響数など見ながら適切なアドバイスを行いますので、安心してお任せいただけるものと自負しています。今後もお客様の立場に立った対応に努めたいと思います。
不動産業をやっていてうれしいことや特に印象に残っていることは?
お引き渡しの時、お客様に「ありがとうございます!」と言っていただけた時が本当に嬉しいです。喜んでいただくことに仕事のやりがいを感じます。
以前、私が売主様側のお客様、他社が買主様側のお客様についたお取引がありました。そうした場合は通常、お客様はお取引後それぞれ自分についてくれた不動産会社にお礼を言ったりするのですが、その買主様は私にものすごく感謝してくださり、「すごくいい対応をしてくれて、うちの旦那にもこうなってもらいたい!」と言ってくれたんです。私にとってはどちらも同じお客様なので喜んでいただけたことがとても嬉しく、今でも印象に残っています。
売却を検討されているお客様へのメッセージ
お悩みや分からないことで不安な気持ちがあると思いますが、電話でもメールでもお店に来ていただくのでも構いません。まず私に話してみてください。「お金にならない相談で申し訳ないですけど…」と恐縮しながら来られる方もいますし、「今の会社が不満で次にお願いしたいので相談に乗ってほしい」と他社に売却を頼んでいる方からご連絡いただくこともあります。気軽に声をかけていただきたいです。
営業は私一人なので、全てのことを私が責任を持って対応しますし、専門家が必要な場合も窓口となってトータルでやらせていただいています。また店が休みの時でも、お引渡し後に気になることがあった場合も対応できますので、そうした部分も安心いただけるのではないかと思います。不動産屋だからここまでの対応ということではなく、自分ごととして考えながら出来るだけのことをしてあげたいという思いです。ぜひ頼ってみてください。
趣味・休日の過ごし方
休みの日はジムに行ったり、食べ歩きをして楽しんでいます。安くておいしいお店を探すのが大好きです。酒屋の時から繋がりのある飲食店をお客さんにたくさんご紹介していました。地元高崎の情報ならかなり知っているので、人に教えてあげることも楽しみです。
尊敬する人
30年前に不動産業を始めたいと思うきっかけになった不動産会社の社長です。もう亡くなりましたが、真面目で仕事だけでなく多くの人から信頼されるお人柄でした。その社長が「真面目に生きること、神様は見てるからね」と言っていたことは今でも忘れません。生き様がかっこよかったです。
座右の銘
「正道を歩む」です。酒屋をしていた時に仲が良かった日本酒の蔵元に教えていただき、感銘を受けた言葉です。不動産屋を始めてからの方がより「正道を歩む」ことを常に心がけています。
会社概要OUTLINE
商号 | 株式会社高崎不動産 |
免許番号 | 群馬県知事免許(4)第6934号 |
会員 | (社)全日本不動産協会 (公社)不動産保証協会 |
事業代表者名 | 喜多本 博 |
所在地 | 〒370-0074 群馬県高崎市下小鳥町67-5 |
設立 | 平成20年5月8日 |
ホームページURL | https://www.will-plan.jp/satei/ |
TEL | 027-370-0166 |
FAX | 027-370-0167 |
営業時間 | 9:30 ~ 20:00 |
定休日 | 年末年始 |
スタッフ紹介STAFF
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代表取締役社長
喜多本 博